そこのあなた!大丈夫だ。訳の分からないアダルトサイトを開いてしまった訳ではない。
あの絶妙に押しにくい✖️ボタンを押す必要も、変な外国のサイトに飛ばされる心配もしなくていい。
ただ、どうせつまんないんだろ?的なテンションで読んでもらえるくらいがちょうどいいと、自分では思う。
あの二つの膨らみに「おっぱい」と名前を付けた方。心から敬意を表したい。
どの言葉よりも「おっぱい」という響きがしっくりとくる。
他の言い方があるかどうか調べてみたところ、乳房、母乳、胸、乳、バスト…なるほど。
続けて意義について調べると、Google先生は「女性の胸にある2つの柔らかい肉質の乳を分泌する腺器官」と回答をくれた。
こないだ行った銭湯でサウナに入った時のこと。
中で相撲の中継がテレビに映し出されていたのだが、どうしても目がいってしまうのは、あの迫力満点の力士たちの胸なのだ。
グーグル先生の定義するおっぱいというのは、女性の胸にあるものを指すので、女人禁制のあの土俵に立っている戦士たちのそれはおっぱいと呼ぶのに値しないことになる。
とすれば、男のおっぱいは何て呼べばいいのだろうか。
それにしても、あの感触は唯一無二だ。
体のどこの部位を探しても、あの感触の代わりになるものは見つからない。
ほっぺた、二の腕、太もも、お腹の肉、お尻、時速80キロの車の窓から感じる空気抵抗、どれも違う。
考えてみると、そもそも赤ちゃんが口にするものであるから、それは柔らかくなくてはいけない。
歯のない赤ちゃんがか弱い吸う力で生きるために、栄養を摂取するべく必死で吸い付くその先には、世界で一番触り心地のいいものが待ってるんだ、と我が子が出来たら教えてやろうか。
感触の話ついでに、大きさについても書いておかねばならぬだろう。
よくある、大きい方がいい、小さい方がいい、という議論はもはや不毛である。
これは、敬愛する星野源さんが一つの答えを導き出している。
「何より大事なのは、感度なのですから。」
そういえば、「考えすぎちゃん」という番組が今ワンクールだけテレビで放送していて、TVerで見逃し配信が観れるから、おもしろいので是非観てほしいのだが、ハナコの岡部が家に帰ると奥さんのおっぱいに顔を埋めて癒されるのがルーティーンという話をしていた。
男には分かる。これは、エッチな目線:癒されたい=1:9であると。
90%はただおっぱいに抱かれて癒されたいというだけなのだ。もちろんそこにエッチな気分が0であるとは言い切れない。しかし、男には分かるのだ。
生まれてから、社会に出ても我々はずっとおっぱいに癒され続ける。
やはりおっぱいはすごい。