見終わって、一つ深呼吸をした。
それほどに、いろんなコンテンツが詰め込まれ、おもしろく、楽しめるイベントだった。
星野源のオールナイトニッポン
リスナー大感謝パーティー
毎週火曜深夜1時にニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで放送されているーるば
の番組初のラジオイベント。
番組は、源さんの声から始まる。と思いきや、聞き覚えのある知らない声。
現番組ディレクターの野上くん、前番組ADくまさん。
いや前説かい!とツッコミをいれる。
番組の内容全ては、いろいろたくさんありすぎて、この記事で紹介するのはやめておこうと思うので、気になる方は、チケットを買うかこちらの記事を見るのがいいと思う。
そんな中で、「なんかすごいモノを観ている気がする。」と感じたパートは、
「番組オリジナルソングをつくろう」というものだ。
リスナーから歌詞を募集し、源さんが作ったメロディーに乗せて、番組のことを歌にするというなんとも深夜ラジオっぽくないコンテンツ。
AメロBメロサビは源さんがあらかじめ作ってきていて、さすがだなぁと思う詩選びをしていたのを観ていたのだが、後半の部分は、番組中に作ったのだ。
ゲストの佐久間さんが何回も、
「これすごくない?え、俺だけ?」
と言っていたのだが、その言葉で改めて、
「あ、これすごいもの見てるぞ。」
と思ったのだ。
だって、あの源さんの作詞現場に一緒に居合わせているのだから。
昔、月明かりで目を瞑りながら歌詞を書いた、とか、歌詞が出てこなさすぎて渋谷の道玄坂を叫びながら走った、とかを知っているからこそ、余計感動したのかもしれない。
歌詞の内容はもちろん、こうやってあの感動的は歌は作られるのか、という過程を見ている気がした。
何日も何週間も、ワンフレーズを出すために苦しんで、その積み重ねで出来たものを僕たちは聞いているのだ、と。
この一瞬を見ただけでも、このイベントに参加してよかったと感じたし、今後もずっと聞き続けていこうと思った。
源さんが最後に
「ほんっとにコロナはクソですけど、
こうして配信イベントが気軽に出来るようになって、よかった。」
とおっしゃっていた。
クソみたいなこの世界に、私たちは、こうして楽しみを見つけながら生きていくのだ、と思った。
kentaro
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