菅田将暉のオールナイトニッポンに感じる魅力

毎週月曜日深夜1時。ニッポン放送。番組はスタートする。

深夜3時までの2時間。音楽は少なめ。喋り多め。

自分自身いつからこのラジオ番組を聴いているのかは覚えていないが、初めて聴いた時から番組のファンというか菅田将暉のファンというか、虜になってしまった。

火曜日の朝起きると、まずはスピーカーの電源を入れて大音量で菅田将暉のオールナイトニッポンを流しながら、コーヒーを飲みいろいろ準備をする。

朝のコーヒータイムにはゆったりした洋楽が似合う気もするが、そんなことは気にしない。俺にはゆったりの洋楽よりも、でかい関西弁が似合うのかもしれない。

以上の理由により、このマグマとファックできるパーソナリティのマグマファッカーラジオの魅力の理由を考察することとする。

本研究の目的

菅田将暉のオールナイトニッポンの魅力について研究することにより、毎週楽しみにしているこの気持ちの理由を解析、さらには深夜ラジオの面白さについて新たな価値をリスナーへ提供する。

魅力その① 「パーソナリティvsリスナーの真剣勝負(タイマン)」

まず、菅田将暉のオールナイトニッポンは菅田将暉の一人喋りである。

ラジオ放送のブース内には、菅田将暉と作家の福田さんの2人しかいない。

基本的に作家はメールだったり進行を行い、ほとんど喋らない。時々笑い声が聞こえるほど。

よって、菅田将暉が大体1人で喋るのだが、2時間ずっと1人で喋るのはなかなか厳しいものがある。そこで助けになるのが、リスナーからのメールだ。

菅田将暉が前半30分ほど菅田将暉がエピソードトークなのか、よく分からないトークを披露するとそれに反応したリスナーからリアクションメールが届く。

その内容は菅田将暉をイジるものがほとんどである。菅田将暉は全力でそれに反応する。それを言い表すのなら、「真剣勝負(タイマン)」という言葉が最適だろう。

そして菅田将暉にとっても相手にして不足はない。

それは、他のラジオ番組でも必ず登場するような素晴らしいハガキ職人がこぞってこの番組に集結していることが理由である。

相手となるのはリスナーだけではない。ブース内の作家さんやブース外にいるスタッフからのイジりもまた番組をおもしろくしている1つの理由だろう。

スタッフは言ってみればラジオのプロである。

菅田将暉にどんな言葉をかければトークがより活性化するか、番組が盛り上がるか、を考えて菅田将暉にイジリの一言をかけるのだろう。

そして菅田将暉はそのイジりにまんまと乗ってくれる関西のノリを持ち合わせている。

魅力その② 「ミステリアス俳優が見せる(いや聴かせる)板の上では見せない一面」

・関西弁

・低周波治療器太もも丸太作戦

・エグ高い洋服台をオーダーメイドで作った

・奥さんに「何をしに行くの?」「なんのために?」と言われながらも、1人で山崎賢人という名前で2ゲームだけボウリングをし、スコア150を叩き出した

・マグマファッカー

といった感じに数々の信じられない逸話を残している。

そしてこのほとんどがハガキ職人達の神業によって導き出された輝かしいエピソードなのである。

まず、テレビや映画などではこんなに話をする機会は与えられない。

聞かれたとしても映画やドラマのことがほとんどだろう。

深夜ラジオでしか見せない一面、それが菅田将暉のミステリアスの仮面を剥ぎ取っている。

考察

菅田将暉のオールナイトニッポンは面白い。5年も続いただけはある。

1人でこれだけの期間、毎回2時間を話し上げてきたトーク力もさることながら、深夜1〜3時にラジオを続ける体力もすごい。

ひとり喋りが故に、イジり甲斐があるとしていろんなところからハガキ職人が集結し、スタッフのおもしろさも相まって長く続くおもしろい深夜ラジオ番組になったに違いない。

2022年3月で菅田将暉はオールナイトニッポンを卒業する。

理由は俳優業への影響と、体力が続かないことだそうだ。

我々リスナーには想像も及ばないところで大変なことがあるのだろう。

残りの1回1回を大切に聴いていこうと思う。

この先もテレビや映画に菅田将暉が出てくるたび、ミステリアスっぽくしているが実際は普通のおもしろい関西弁の最高の変態マグマファッカーなんだよな、と思い出すだろう。

ほな!

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そして会社員はつづく
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