チューニング

社会人になって2ヶ月経った。6月。

改めて感じる自分の中の普通が普通ではない感覚。いや、もともとそれなりに感じる部分はあった。

自分としてはど真ん中ストレートな人間だと思っていた分、落ち込んではいないまでもショックを受けることがある。

もうそれなりに書類を作成した。同期でこんなに本社に理由を書いた書類を作成しなさいと言われたやつがいるのだろうか。

なにかあればすぐに書く。給料にも響いてくる。

これが社会人だと思い知らされる。ショックは受けているが落ち込んではいない。

自分の中の普通は人には伝わらないことが多い。

実際に物事を体験したり感情が動かされたりする現象で、普通は構成されているのだと思っているのでやはり人にそれを分かってほしいと思うのは違うのか。

なるほど、想像力が豊富な人がモテるのはそういう理由かも。

黒いコートを着ている人に、

「そのコートめっちゃいいですね!ブラックジャックみたいで!ガハハ(笑)」

とかいうやつはそりゃモテないだろうな。

気づいたら口から出てくるのはどうしたらいいんだろう。

ギターを弾く時に時々チューニングをする。

毎回やれよって話なのだろうが、なにしろ弾きたくなった時に奏でるくらいなので、忘れることが多いのだ。

「チューニング」って軸になる音が決まっててそれに合わせて音の高低を合わせていく作業なのだけれど、これが今の自分の課題である感じがする。

社会っていろんな人が働いていて、それぞれが自由にやるわけにはいかないから、マニュアルがある。

マニュアルがある分には、その通りでわかりやすいからいいのだけれど、マニュアルがないものもある。

その時周りに合わせことになるのだけれど、自分の中の普通が周りとかけ離れているとチューニングにかける労力がハンパない。

一回チューニングしたと思ったら今度は、「半音下げチューニングで」という指示がきたりもする。

チューニング!!!

note
スポンサーリンク
そして会社員はつづく
タイトルとURLをコピーしました