部屋は荒れても日は昇る

ふぅ。

忙しい。

この1ヶ月の生活の中心は仕事であった。起きて仕事に行って帰ったら寝てまた仕事。

社会人とはこう言うものかとも思ったが、こんな生活は続けていけないな、とも思った。

休みの日はかなり活発的に朝から予定を立てるのが好きだ。

立てた予定通りに1日が進むととても気持ちいい。

忙しい中の休日。いつも通りに計画は立てていたが、偏頭痛で朝からダウンしてしまった。

気を張っていたのが切れてしまったのか、よくある偏頭痛らしい。

初めての経験であった。

一人暮らし歴は5年目になるが、気づいたことがある。

「部屋の隅にホコリが溜まり始めると、気持ちの余裕が無くなってきている」

部屋の隅にホコリが溜まるということは、掃除をする暇がないと言うことである。

つまり、部屋の清潔度に関しての優先度は自分の中で低く、優先度の高いもので生活が埋まってしまっている。

部屋のホコリをキレイにするという一手間は、その後の気持ちの余裕に繋がる。

そう、心を掃除するようにね。

関係あるかどうか分からないが、机の上が汚いといい仕事は出来ないと思う派である。

親父に似てきたな、と自覚はある。

机の上は常にキレイにしておけ、と口酸っぱく言われた。

掃除を率先して行う親父である。休みの日は早起きして掃除機目覚ましをかけるため、遅くまで寝ていられない。

そんな親父に習って、今日は朝からトイレを掃除した。

これから数日間は気持ちのいいうんこができることだろう。

部屋がキレイになった後のコーヒーは一段と美味く感じる。

いつも通りの豆、いつも通りの淹れ方だとしてもより美味く感じてしまうのは、気のせいだろうか。

それとも宙を舞ったホコリのエキスが味に深みを与えているのだろうか。

もしくはトイレの……やめておこう。

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そして会社員はつづく
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