なんて魅力的な曲なのだろうと思った。
初めて星野源という男を認識したのは、ドラマ「心がポキッとね」の主題歌の「SUN」だった。
不思議と体が動き出すような楽しい曲。今までに聴いたことありそうだけど、初めて聞く音楽。
後々知るのだが、この曲は日村さんのバースデーソングが元になっていて、元の曲は笑っちゃうくらい結構ひどい。
ただ、日村さんへのバースデーソングが元になった曲は結構あって好きな曲ばっかりだ。
「SUN」の他にも「Family Song」、設楽さんの番組のオープニング曲「Non Stop」、「Same Thing」など。
最近では日村さんの誕生日ソングの「折り合い」や、日村さんの誕生日なのに設楽さんへの曲「そしたら」を作曲してリリースした。
「SUN」がきっかけでいろんな曲を聴くようになった。
源さんの曲を聴くと、なんか元気出る。
もちろんテンポが速い曲もあれば遅い曲もある。それでもだ。
この理由を解明しようと思ったのだが、わからなかった。
源さんはいろんな曲を聴いた時の感想として、「なんかヤバい」とか「理由は分からないけどヤバい」と言う感想を大事にする。
ならばそれに則っていこうじゃないか。
源さんの曲は、なんか元気出るのだ。
毎週火曜深夜1時を楽しみにしている。
ラジオを聴き始めたのは、大学1年生の頃からだからだいたい4年前くらい。
源さんがラジオをやってるのは知ってたから、radikoっていうアプリでタイムフリー機能があるのを知ってそこからずっと聴いてることになる。
星野源のオールナイトニッポンを聴くようになって、いろんなラジオを聴くようになった。
月曜日から土曜日までほぼ毎日聴きたいラジオがあって毎日の日課になっているが、やはり源さんのラジオは変わらず聴き続けている。
なにがおもしろいって、やはりあのグダグダ感だろう。
源さんは放送前にあまり内容を考えない。
他の曜日のパーソナリティは大体放送前に話したいことをまとめて忘れないように書き出す人が多い中で、始まってからの感覚で話すことが多い。
だから、始まって早々「(巻き舌で)はぁrrrr、疲れたぁ」という言葉で始まる時もある。
他にも、オールナイトニッポンには「ビタースイートサンバ」というテーマ曲があって、タイトルコールの後に流れるのだが、源さんのラジオではそれが途中で止まったことがある。
確かディレクターが出す音を間違えてしまったのが原因だったと思う。
55年のオールナイトニッポンの歴史の中で「ビタースイートサンバ」が止まるなんて前代未聞だ!と放送作家の寺ちゃんが言っていた。
ただ、その緩さがいかにも深夜ラジオという感じがしてたまらない。
「そして生活はつづく」「よみがえる変態」「いのちの車窓から」は繰り返し読んでいる。
もはや読みすぎて、タイトルだけでエッセイの大体のストーリーがわかってしまうレベルである。
それでもまだまだ楽しく読めてしまうあたりが、やはりおもしろいエッセイなのだと思わせてくれる。
ただ、どこがおもしろいのか、と言われると(エロ以外は)うまく説明できない。
これまたなんかおもしろいと言わざるを得ないかもしれない。
つまり、まとめると
星野源という男は
なんか元気が出る魅力的な曲を作り
なんか聴いてしまうゆるゆるラジオを放送し、
なんかおもしろくずっと読んでしまうエッセイを書く、
エロくて最高な
ガッキーの旦那
ということになる。
なんだよ最高だな。