昨日の昼までは沖縄でハンバーガーを食っていた。
沖縄に3泊4日で一人旅に行き、存分にさびしさと自由を満喫した。自由とさびしさは表裏一体なのだ、と改めて感じた。
沖縄の気候がとても体に合っていると感じる。
3月の沖縄は、昼間は長ズボンにロンTでいける。まだこの時期は風が冷たく強く吹くので、半袖にスウェットという格好で街をうろついていた。
夜は半袖では肌寒いくらい温度が下がる。(人それぞれだと思いますが)
上に何も羽織らなくても良いというのが、最高に気軽でいい。
基本的に重ね着は最小限にしたいというのが、関西肩幅広め会会長からの意見である。着膨れするだけでなく、単に動きにくいというのが一番の主張であるが、当人としては寒がりというジレンマを抱えているのだ。
そんな訳で上着も着ないでカバンだけ持って出かけるというのが、最高にストレスフリーという訳だ。
沖縄でやったことといえば、大きく分けるなら散歩だろう。
レンタカーを借りるのが大体の人のルートだと思うのだが、今回は1人だし那覇近辺で過ごす予定だったので借りず、バスとモノレールと自分の足で満喫することにした。
歩き疲れた後に行った温泉はサウナもあり、サイッッッッコウに気持ちよかった。
喉が渇いたなと思って、飲んだシークワーサージュースは格別だった。
普段あんまり散歩することがないので、太ももとふくらはぎが筋肉痛になった。
そんな散歩で気づいたことといえば、「散歩をすると自分の意識に敏感になる」であった。
自分がどこに行きたいか、フィーリングが合うかどうか、足が疲れてきたかどうか、喉が渇いたかどうか。
普段は音楽やラジオを聴きながらの移動が多いけれど、敢えて耳をオープンにしておいた。
いろんな音や、匂いを感じる。
案外臭い、案外風強い、コーヒー豆の匂い、強烈なガーリックの匂い、ちょっと坂、ちょっと下り、変な建物、暗い路地、変な置物、etc…。
あ、行き止まりか。
初めて立ち飲み屋に行った。もちろん1人で。
店に入る前は勇気がいるけど、入ってしまえばこっちのものだ。1人でうろちょろしている若者に「ここだぞ〜」と道を指し示す気分はナポレオン。
そこの立ち飲み屋はモツ煮込みが美味くて、ビールがすすむ。
近くのカップルの会話に耳を澄ます。めちゃくちゃ人当たりがいい。いい女を選んだなブラザー。
立ち飲み屋の店員さんがめちゃくちゃ休日課長に似てた。
シークワーサーサワーが美味かった。
酒が出てくる時間が早い。ほぼノータイムで出てくる。素晴らしいチームワークだ。
泊まったのは一泊1500円のドミトリー。
大丈夫か?という気持ちは丁寧に掃除された宿を見て吹き飛んだ。めちゃくちゃ綺麗だったし、受付のお姉さんの案内がとても優しい。
そんなこんなで宿を変えるつもりが同じところに3泊。
モーニングは350円だし、コーヒーは一杯100円だし、アメニティも揃ってて、国際通りからも近い。
いい宿を見つけてしまった。ちょっと泊まる人が少ないのが気になったけど。
この先もコロナに負けずに生き残ってほしい。
飛行機でいろいろ行くのだが、あんまり好きじゃない。
CAさんがみんな美人なので目の保養になるなぁなんて見てる分にはいいのだが、飛び立つ直前のグンッッッの感じと、フワッッが苦手なんです。
何回も乗ってるけど、全然慣れない。
崎山蒼志さんが飛行機に乗るときは星野源さんの「Continues」しか聴けないと言っていた。
「命は続く 日々のゲームは続く 君が燃やす想いは 次の何かを照らすんだ」
何度も何度もリピートすると、この曲自体がずっと続いているような気がしてきた。
飛行機が墜落して、人が死んでもこの世界は何も変わらず続く。
自分が辞めた後のバイトは変わらず続く。
卒業するはずだった大学を留年しても大学は変わらず続く。
今日もクソして生活は続く。