すっかり寒くなってきた。
天気に敏感な私は、寝る前に明日の天気と気温を調べるのが日課になっている。
少し前まで、本当に12月か?という気温だったのが嘘のような最低気温を目にして正直気が参っている。
寒いのは基本的に勘弁してほしいのだが(末端冷え性)、今年は冬もいいところあるじゃないか、と冬を見直してやったりもしている。
冬は焚き火がいい。
体の外側は寒いが、内側は炎で暖かい。
キャンプに行くと焚き火をしながら梅酒のお湯割りを飲むのがとてもいい。
冬もいいところあるじゃないか。
もっぱら車移動であるが、高校生の頃はこのクソ寒い中自転車で往復20キロ弱を漕いでいたと思うと、若さというものの恐ろしさを感じる。
冬だろうが野球の練習はあったもので、霜でどろどろになったグラウンドを走り回っていたのを今思い出した。
陸上のトラックを馬跳びで一周したこともあった。なんだか楽しくもあったが、あれは意味があったのか?
野球選手が走る走らない問題があるが、近距離ダッシュはやる派である。長距離はやらない。嫌いだから。
草野球でもやりたいな。
高校の部活で、すごいピッチャーがいた(今も仲がいい)。
そいつは球が速くて、キャッチャーだった私はいつも手を真っ赤にしていた。
冬もキャッチボールをするというのでいつものキャッチャーミットに守備用の手袋に軍手をして、球を受けていた。
そんなこんなで気づいたら左手の人差し指はちょっとだけ平たくなっていて、毛細血管はプチプチときれているようだった。
その証拠に、こうやって寒くなると、左手の人差し指だけ冷たくなる。
他の指は暖かいのに、人差し指だけ感覚が無くなるくらい冷たくなっている。
全てはあいつの球が速いせいだ。
またキャッチボールしたいな。