エアコン

こたつで食べるアイスはなぜ3割増しになるのだろう。

冬に外で食べたあの豚汁はなぜあんなにほっこりするのだろう。

その全ての答えは、「クーラーの効いた部屋で毛布にくるまりながら食べるカップラーメンがうまい」ということに集約されている。

真夏に屋外から屋内に入って、エアコンが効いているとなんだか分からないが人類の勝利を分かち合いたくなるのは僕だけだろうか。

「人類の叡智よ、ありがとうございます。」

と心の中で念じることにしている。

あの多幸感は、冬に布団に入った時のあの暖かさでも感じることが出来る。

暖かい毛布と布団にくるまって寝るのは最高に幸せだ。

職場のエアコンは期待を裏切ることでスタッフの間で有名になっている。

これからの時期、外の温度が上がる13〜15時の間にエアコンのピークをぶち当て、夕方になって涼しくなってきたらちょっと温度を上げるのが賢いエアコンの使い方だろうと思う。

しかしうちのは違う。

13〜15時はちょっと暑い。

夕方からはちょっと寒い。

こないだは一緒に働いている人が、体が冷えお腹が痛くなっていた。

職場のエアコンは期待を裏切る。

いつからエアコンを始動させるべきか迷う。

それなりに電気代もかかるし、家にいる時間が少ないのでつけるタイミングを見極めるのが肝心なのだ。

ちなみに去年を思い出してみると、たしか6月の終わりにどうしても我慢できなくなってエアコンデビューをしたような記憶がある。

今年はなんとか7月まで扇風機一本道で我慢してみようと思う。

思い出した。去年エアコンの誘惑に負けたのは暑さのためではない。

この時期の湿気にどうしても耐えられなくなってしまったためであった。

アパートの3階にある我が家は窓が一箇所しかないため、空気の通りが極端に悪い。

ドアを開けると共用の廊下があるため、なかなか大っぴらに開けることができないのだ。

そのため温度だけでなく湿度がハンパなく不快である。

まるで「なにわ健康ランド湯〜トピア」の高温サウナである。

ここのサウナはめちゃくちゃ熱い。

温度は100度に満たないほどだが、オートロウリュによって湿度が常に高い状態を保っているからなのだ。

いや、違う。サウナの良さを伝えたいのでない。

うちがサウナ並みに暑くなるということだ。外からいくら空気を扇風機で送り込もうとも、湿った空気がくるのではしょうがない。

エアコンをつける日は近いのかもしれない。

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そして会社員はつづく
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